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皮膚は、付属器官の働きによって守られています。
皮脂を分泌する器官。毛のう(毛根を包むふくろ)についています。皮脂の出るところを毛口といいます。
頭・顔(特にTゾーン)・胸・背中の中央部に多くあります。
皮脂の分泌は、人種・性別・年齢・季節・食物などによって左右されます。
皮脂と汗が交じり合ってできるのが皮脂膜です。
汗を分泌する器官。汗には、皮膚の表面を潤おす、天然の化粧水のような働きがあります。
全身にあり、1日700〜900ccの汗を分泌します。汗の99%は水分であり、角質での水分保持に役立っています。
思春期になって発達する腺。限られた部位にだけあり、体臭に関係します。
起毛筋ともいい、斜めに生えている毛を起して直角の方向に立てる筋肉です
皮膚全体がこの状態になることを“鳥肌が立つ”といい、このとき、立毛筋の上にある皮脂腺を圧迫して、皮脂の分泌を促します。
すべての毛のうについているわけではなく、まつ毛・眉毛にはありません。
ともに皮膚が変化したもので、死んだ細胞です。ケラチンタンパクというタンパク質でできており、皮膚を保護する役目を担っています。
毛は、手のひらや足の裏を除く、全身のほとんどに生え皮膚を保護しています。
爪は手足の指先の背面にあり、指先を保護しています。